撮影日:
2020年2月1日
撮影日:
2020年2月1日
利府JCTはY型ジャンクションだが用地がたっぷり取られており、線形にもかなり余裕がある。ただしこの先、車線数には余裕はない。
今走っているランプに上からアプローチしてくるのが三陸道上り→仙台北部のランプである。
三陸道上りからのランプと合流する。
この先、利府しらかし台まで対面通行となる。
この付近で東北本線利府支線を跨ぐ。仙台北部道路との交点の北側(写真右側)にある新利府駅を通り抜け、その奥の利府駅まで通じる4kmあまりの支線である。
周辺に広がる水田地帯を高架橋で通り抜ける。
東北本線利府支線は東北本線のルート変更に伴って切り出された旧ルートの一部が運用されているもので、1時間に1~2本の運行間隔で運転されている。
高架区間を抜けると、だんだん山間部っぽくなっていく。
先程の高架のうち、JR線にかかる部分だけは4車線分の幅で建設されている。なお、仙台北部道路は2021年に利府しらかし台~富谷JCTの4車線化工事が既に認可されており、利府JCT側も「4車線化する優先整備区間」として候補には上がっている。
[ 1 ] | 利府しらかし台 | 3km |
[29-1] | 富谷JCT | 9km |
[E4東北道] 福島 | 97km | |
[E4東北道] 盛岡 | 170km |
距離標識には東北道福島までの距離も表示されているが、本来であれば仙台東部→仙台南部を経由するべき方面である。
利府塩釜→福島飯坂の走行距離を調べると、仙台北部経由では約98km、仙台南部経由だと約90kmとなる。
[ 1 ] 利府しらかし台 2km
2025年現在、仙台北部道路のIC番号は常磐道・仙台東部・三陸道利府JCTから連続した番号に変更されている。利府しらかし台ICの新しい番号は[39]である。
利府しらかし台 [ 1 ] 出口1km
利府しらかし台 [ 1 ] 出口500m
終点標識だった時代を反映してか、1km手前標識よりも新しい。しかしどうして公団ゴシックのひらがなは文字が並ぶと独特な雰囲気が出るのだろう。
利府しらかし台IC出口。宮城県運動公園はこちらが最寄りである。
ICを出ると宮城r3塩釜吉岡線に接続する。ICの周辺には住宅地と工業団地が存在し、運動公園はICから2.5kmほど南に走ったところにある。
利府しらかし台ICを通過すると大和町に入る。町中心部はもっと北東にあるが、利府しらかし台の近くに町域が飛び出した形をしている。
利府しらかし台ICから県道を北へ抜けると東北道大和ICのあたりまでショートカットできる。大和ICを基準にすると、道のりは約4km程度の差である。
[29-1] | 富谷JCT | 5km |
[ 2 ] | 富谷IC | 6km |
[E4東北道] 福島 | 93km | |
[E4東北道] 盛岡 | 166km |
富谷JCTを通過した先に一般道出口である富谷ICが待ち構える。
富谷市に入る。
富谷JCT 2km
富谷JCTまで2km。利府方面からは東北道の両方向と富谷ICに接続できるが、東北道から富谷ICは利用できない。
[29-1] 富谷JCT 2km
先程の図形案内とは別に2km手前標識が置かれている。
富谷JCTまで1km。仙台まで来ると「青森」表記もちらほら見られる。
富谷JCTまで600m。
富谷JCTはまもなく。仙台北部道路は車線が増えること無く分岐が始まるのだが、東北道は左へ寄るよう路面標示で案内される。
本線を直進すると、まもなく東北道の本線を跨いで富谷ICへ向かう。
富谷ICはR4に直接接続する。付近は新興住宅地とロードサイド店舗が点在する地域で。付近のR4は平日の朝中心に渋滞も見られるという。富谷ICが仙台北部道路にしか接続していないため仙台市街への交通を分散できていないことが指摘されている。
料金所 500m
速度落せ
出口料金所に直結し、このまま一般道へ向かう。
富谷ICは仙台北部道路専用の出入口で、東北道を利用したければ泉ICか大和ICを利用する必要がある(泉はR4直結、大和もR4からは近い)。そんな中、2024年3月にNEXCO東日本は富谷JCTのJCT改築事業の事業認可を受けたと発表した。要するに富谷JCTのフル化なのだが、その方法はなんとUターンランプの増設、つまり新名神亀山西JCTと同じ方法を採用するとのことである。
料金所を過ぎてからR4までもうちょっと道が続く。キロポストが置かれているので、ここは本線扱いされている。
300m先
左折:R4 [泉IC] 仙台
右折:R4 [大和IC] 盛岡
まもなくR4との交点。ちなみにコストコは出口を右折してすぐの場所にある。
富谷IC出口。前方を横切るのはR4。これにて仙台北部道路を完走!